幸田サーキット走行会 ー 練習課題は早めのブレーキリリース
2025-04-12


「いろいろ試してみるのが良いですよ。たとえば、奇数周はアウト・イン・アウトで走って、偶数周はミドル・イン・ミドルで走ってみて比較してみるのはおすすめです」との助言で応えます。
なるほど、奇数周、偶数周で分けて比較するというのは賢明です。

ところで。
運転の仕方を変えるべく試行錯誤をつづけています。 澤圭太選手と堤優威選手のドラテク解説に改めて強く興味を持ったからです。
下のYouTube動画です。
澤 圭太 操作見直しでタイム短縮 10の指摘
堤優威 もてぎ車載映像 コーナリング速度の上げ方

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ヘアピン2(撮影:名東写真)
ブレーキリリースは終わりステアリングを切り込んでいる場面です。澤圭太選手の解説がベースになっています。
突っ込み重視の走行と比べると“攻めてる感”は乏しく物足りない気はします。アクセル開始ポイントについてはほぼ同じですがクルマの向きに違いがあります。額面通りのスローイン・ファストアウトです。


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Dipperコーナー(撮影:名東写真)
早期ブレーキリリースコーナリングが上手くできた周回の写真です。参考にしているのは堤優威選手の解説です。
こんなことがありました。
先月、鈴鹿サーキット本コースの走行会に参加したときのことです。少々調子に乗ってしまい250R(通称:マッチャン)終盤のブレーキングが遅れてしまうということがありました。「あ、しまった!」と気付き咄嗟にブレーキ踏力を上げて進入までにどうにか帳尻を合わせようとしたのですが、いかんせん大きくなった運動エネルギーのため減速は間に合わず、今まで経験したことのない速度を保ったままスプーンカーブ1コ目の縁石が迫ってきてしまいました。
高速で強くブレーキをかけているからリヤ荷重は小さくなってモゾモゾしていることがシート越しに伝わってきます。下手なことをしてコントロール不能の暴走状態になったらどうしようと瞬時に嫌なことを考えてしまいました。
背筋の凍る思いでしたが、一か八かでブレーキをスッと抜いてステアリングを軽く左に回してみたら、とくに何が起こるでもなく良い姿勢のままスプーン2コ目に向かってくれました。呆気ないほど自然に曲がってくれてその時はホッとしましたが、狐につままれたような不思議な感覚でした。

思うに、この感覚は昔スキースクールでパラレルターンができるようになったときの感覚に、そっくりとは言いませんが、似たところがあります。
スキーを始めたばかりのころ、1日4時間、3泊4日、計12時間の雪上レッスン実施というスキースクールツアーに参加したことがあります。

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