86サイドブレーキ調整
2022-05-22


86のサイドブレーキの引きしろを調整しました。

練習会に参加したとき、ジムカーナ競技をしている人に私の86に乗ってもらったことがあります。サイドターンが具合よくできないので車両チェックしてもらうためです。結果は、サイドブレーキの引きしろ調整が甘く、ジムカーナ走行をするには詰めた方がやりやすいと言われました。
手慣れたもので、見ている前で調整してくれまして、調整後はとても乗りやすくなりました。

ここ最近また引きしろが長くなってきたので、今度は自分で調整してみました。


フロントタイヤに車止めをはめ、ジャッキアップして作業に取り掛かります。
フロントタイヤに車止めをはめる



←左が後方。右が前方→
ブレーキローターベルハウジング(ハット)に着いている黒いゴムキャップを外して調整作業をします。


サイドブレーキ調整コマ
ゴムキャップを外し穴からサイドブレーキ調整コマ(歯車)が見えるようにブレーキローターを回します。
調整コマはマイナスドライバーで動かすことができます。クリックがありそれを数えて調整していくのですが、うまくやらないとドライバーの先がズルっと滑ってしまい何クリックしたのか分からなくなってしまうことがあります。


【調整方法】
1)サイドブレーキレバーを下ろす
ホイールを外す前に、サイドブレーキ解除状態でどのくらいの力でタイヤが回るかそのトルク感を確認しておきます。

2)サイドブレーキをロックさせる
調整コマを上に回すとサイドブレーキは効く方向になります。
ロックするまで上に回します。左右輪とも同じ状態にします。

3)調整コマを回して希望の引きしろに設定する
何ノッチでロックさせたいかをイメージして、希望の効き具合になるよう調整コマを下に回します。戻すクリック数は左右とも同じにします。
シートに座りサイドブレーキをかけてみます。引きしろ確認は正しい着座姿勢で行います。

4)ローターを回してサイドブレーキの引きずりがないか確認する
LSDのイニシャルトルクのため引きずりの有無が今ひとつ判然としなかったのでホイールを着けて確認しました。

5)試走
動き出しのひと転がしのときにブレーキが擦れるような音がないかどうかチェックします。異音がしたら原因を調べます。
詰め過ぎが原因なら調整コマを1クリック戻して再びチェックします。

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