年始はのんびり過ごしながら本の整理もしています。昨年は、仕事関連以外では、政治や経済、教育を語った本を多く読んでいました。たとえばこんな本です。
斎藤幸平さんの『ゼロからの『資本論』』は出版後すぐに読んだ一冊です。
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にもかかわらず、資本主義を正面から批判し、資本主義を乗り越えようと主張する人は、日本には相変わらずほとんどいません。なぜでしょうか?
そんな日本社会の状況を考えるきっかけとして、ある有名なジョークを引用したいと思います。
ある男が、東ドイツからシベリア送りとなりました。彼は、検閲官が自分の手紙を読んでいることを知っていました。だから、友人にこう言ったのです。「暗号を決めておこう。もし、俺の手紙が青いインクで書かれていたら、手紙の内容は真実だ。だが、もし赤いインクで書かれていたら、それは嘘だ。」1ヶ月後、彼の友人が手紙を受け取ると、すべてが青いインクで書かれていました。そこには、こう書かれていたのです。「ここでの暮らしは大変素晴らしい。美味しい食べ物もたくさある。映画館では西側の面白い映画をやっている。住まいは広々として豪華だ。ここで買えないものと言ったら、赤いインクだけだ。」
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こういうエッジの効いたジョークは好きです。
この本は「脱成長コミュニズム」の現実を主軸として書かれています。大きなことはできませんが、give and take の領域を増やすことで良いなら私でも関わることができそうです。
積読だった本です。
戦前を含めて日本の英語教育の歴史を語ったものです。
年末には鳥飼玖美子さんの新著を読みました。人それぞれの勉強法について語ったものです。
『やっぱり英語をやりたい!』( (鳥飼玖美子 著)
タイトルにある通りやっぱり英語を身に付けたいです。